117系0番台和歌山色
MICRO ACE製の完成品を加工し、少しだけグレードUPしました。改造箇所は・・・
@ヘッド・テールライトの白色LED化、色差しによる電球色化
AKATO製動力の組み込み
Bカプラー交換
の3点です。
@について、なぜ白色LEDに変える必要があるかと言うと・・・電球では速度によって明るさが変化しやすく低速時では暗過ぎて、さらに停車時に常点灯が出来ない製品もあります。また長時間点灯すると発熱により車体のプラが溶けてしまう危険性があります。そこで、低電圧からでも明るく停止時でも常点灯が可能で、発熱もほとんどない白色LEDに交換しているわけです。
Aについては、KATO製117系0番台と先日発売された117系100番台との協調運転を可能にするために、KATO製117系0番台の動力とこの和歌山色の動力を交換することが目的でした・・・が、KATO製117系0番台は転属してしまいました。まぁ、動力性能が向上したということで。
Bについては、いろいろと検討した結果、八尾工房では少々コストがかさんでも基本的にTNカプラ-を導入することにしました。振り子車両のカプラ-をどうするかは未定です。
クハ117
ライトを白色LED化+光ファイバーで光量UP・・・しかし光ファイバー導入の効果は少しだけ。更なる改善策が必要である。うーん、ファイバー設置位置が悪かったようです。
カプラ-はTNに交換してあります。モハ117
KATO製117系から捻出される予定だった動力を移植しています。が、本来の目的(117-0と117-100の併結化)は果たされず・・・。まぁ、これでサンライナーと併結できます(笑) パンタは元々出来がいいのでそのままに。モハ116
特に加工は行っておりません。カプラ-をTNに交換したのみです。クハ116
トイレ付きのクハです。こちらも白色LED化。
〜製作中の様子〜
@ヘッド・テールライトの白色LED化、色差しによる電球色化
製品のライトユニット(表)
これは先頭車に入っているライトユニットです。表にはヘッドライト用の麦球がついています。製品のライトユニット(裏)
裏にはテールライト用の麦球が。何故かゴムで包まれています。意味不明・・・ここからの手順は最近のマイクロ製品に共通に行っている加工です。
まずははんだごてで部品を取ります。430Ωの抵抗を3つ又になっている謎の部品があったところに、白色LEDを麦球があったところにはんだで取り付けます。
裏も同様に白色LEDを取り付けます。画像はありませんが・・・。ライトユニットが収まるケースに入れて試し点灯です。左右に2つずつあるヘッドライトにはうまく光が行ってませんね・・・。ふたしてない状態だからなおさらですが・・・。 光ファイバーの使用
この加工は、117系に特有に行っています。
ライトの透明パーツを少し削り、間に光ファイバー(Bフ○ッツではない)をいれて光を導いてやります。白色LEDとライトの透明パーツ(銀色コーティングされています)の間にある、曲がってるものがそれです。わかるかなぁ〜・・・車体に戻して試験点灯−さっきよりは明るくなりました。上の画像と比較するなと言われそうですが(-_-;)そう言えば製品のままのライト点灯の様子を撮っていませんね・・・結構暗いですよ、と説明だけ。
画像の状態では、ライトに色差ししてません。次にする予定・・・こっちはテールライトの点灯です。デジカメだと赤が綺麗に写りませんね。ほんとはもっと赤いです。真ん中の行先表示幕部分がかなり明るく光ります。 先頭の車高
白色LEDに替えたら浮いてた先頭の車高が下がりました!どうもゴムに包まれた麦球がひっかかってたようです。KATO製117系(左の)と並べても車高がそろっています。おまけ画像?
左が製品のまま、右がライトユニットを抜いた状態です。右のほうが下がっていますね〜
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