JR西日本201系


201系は1979年から製造された通勤型直流電車です。空気ばねで乗り心地のよい台車、サイリスタチョッパを使用した制御方式で回生ブレーキを可能にし省エネ化を図り、ブラックアウトされた前面が特徴的な通勤電車です。首都圏では主に中央快速線、中央・総武緩行線に投入され、関西では京阪神緩行線に1982年から投入されました。JR 西日本の201系は現在もJR京都線・神戸線を中心に活躍しています。2000年頃からベンチレータの撤去が行われ始め、最近になり黒幕化も行われ、ついに2003年には103系N40体質改善車に似たリニューアル車も登場し、現在リニューアルが急速に行われている最中です。

八尾工房ではKATO製201系に小加工を施し、2000年度から見られるようになったベンチレータ撤去車を再現しました。


[編成] クハ200-77_モハ200-171_モハ201-171_サハ201-77_モハ200-170(M車)_モハ201-170_クハ201-77 →上り方


 
クハ200

ベンチレータ撤去後、撤去部分をを平滑化し、GMダークグレーを濃い目に調節しわざと塗膜がざらざらになるように遠くから吹き付け、塗り屋根の質感を表現してみました。仕上げにつや消しクリアーを吹いています。クハ201も同様なので省略です。
クハ200のヘッドライト

ヘッドライトは白色LEDに交換しましたが、電球色にするため色差しを行いました。画像ではわかりにくいですが実際はもっと電球色に見えます。テールライトも高輝度赤色LEDに交換しましたが、見た目が製品とほぼ同じなので画像は省略です。
クハ200・201のライト基盤

基盤の様子です。半田付け汚いです(泣)左が表面で、右が裏面です。抵抗は、抵抗値470Ωの物を使用しています。LEDを付ける際に、残しておいた電球の線にLEDをつけました。これでケースに収める際にLEDが動きやすくなります。
モハ200

屋根のベンチレータ撤去→塗装の加工のみです。サハも同様です。
モハ201

屋根のベンチレータ撤去→塗装の加工のみです。パンタは製品のままですが、いずれは正しい形態を再現したいです。