283系オーシャンアロー



 

スカイブルーの関西線混色103系とクハ282-500




言わずと知れた?南紀白浜方面の看板特急です。
高速道路との競争を意識してか、制御振り子付きで曲線通過速度を速めています。
A編成6両2本とB・C編成3両2本の計18両しか存在しない希少車です。
6+3の9両のほか、3+3の6両という編成もあります。
皆さん、白浜へ行くときはこれか「(スーパー)くろしお号」に乗りましょう(笑)。



マイクロエースから完成品が発売され、八尾工房ではB編成3両+C編成3両の6両を購入し、加工しました。
加工内容は、
  貫通型先頭車の連結器をTNカプラ-に交換、
  ヘッドライトの白色LED化+色指し、
  動力車のTOMIXモーターへの換装
を行いました。




[編成] ←新宮 クハ282-501_モハ283-3_クハ283-503+クハ282-701_モハ283-201_クロ283-1 京都→





     
クハ282-501

B編成新宮側先頭車です。
ヘッドライトを白色LEDに交換・色差し電球色にし、連結器をTNカプラ-に交換しました。
クハ282-501の先頭TNカプラ-部分

床板を薄く削って、高さを通常の位置と合わせました。
貫通型先頭の併結面

TNカプラ-のおかげで併結面間隔をより実車に近くすることが出来ます。
白色LED+色差しでヘッドライト電球色化。

左が白色LEDのみ、右が色差しをした状態です。画像ではわかりにくいですが実際はもっとオレンジ系の光をしています・・・。
クロ283-1

C編成京都側の先頭車です。この向きのクロは実車ではたった1両しかいません。
ヘッドライトの白色LED化+色差しを行いました。








〜製作中の様子〜


@貫通型先頭車のTNカプラ-化

       
TNカプラ-への加工

品番0332を使用します。サイドと、正面の胴受け部分を切り取ります。胴受け切り取りの目安は上の床板とくっつくパーツと平らになる程度です。わかりにくくてすみません(-_-;)
こうすることにより、TNカプラ-をより前に出すことができます。
スカートの加工

TNがはまるように、画像のように切り取りました。左が加工前、右が加工後です。
床板の加工、スカート・TN取り付け

約1mm程度、下部を薄く削ると画像のようにフレーム部分のみが残ります(左)。そこに、加工したTNカプラ-をはめます。テールライトが乗る部分は元の高さと同じことになるので、テールライトパーツも問題なく乗ります。そしてスカートを元の位置につけます(右)。
TN化完了!

貫通型先頭車3両とも無事完了しました。






Aライト基盤の白色LED交換・色差し

 
白色LEDの取り付け

左が交換前、右が交換後です。奥のヘッド用のLEDのみ交換です。手前のテール用の赤いLEDは製品のままで問題ありません!
色差し

電球色にするために色差ししました。画像はクロ283のほうです。






B動力のTOMIXモーターへの換装

 
TOMIXモーター組み込み

TOMIXモーターを組み込み、普通に組み立てました。21m級で台車間が広いので、何も加工する必要はありませんでした。これで発進時と低速時の走りがスムースになります。




マイクロさまさまです・・・。